こだわり

沖縄の5つの島から届いた黒砂糖

世界各地にさとうきびの収穫場所はありますが、沖縄地方で収穫されたさとうきびからできる黒砂糖はコクがあり、そのふくよかな甘みは、それ以外の場所でとれたものとは比較にならない独特の風味があります。その沖縄地方でも、宮古島、与那国島、西表島、伊平屋島、多良間島と、それぞれ島によってできあがる黒砂糖の味は、口に含んだ瞬間にその違いがわかるほど個性があるのです。それをブレンドしながら味を調えてできあがったのが、このおまん十です。小さい子どもさんから、お年寄りまで「あんこものは食べないよ」という方まで「ここのは別!」とひとりで数個をたいらげるのを見るのは嬉しいものです。

製法

味のこだわり

和菓子の中で、特に技術を求められるのが饅頭を代表とする蒸し物です。出来栄えが、気候や湿度、温度に左右され、その変化を体で感じながら作業をすすめてゆくところに、その難しさがもとめられます。お客様に毎日つくりたてを食べてもらいたいという願いから、毎朝一番におまん十が蒸しあがったところで開店します。翌日に、持ち越しての販売はしないことを正直に守りとおしてきたからこそ、たった1種類の黒糖まん十だけで九十年近く商売を続けてこれたのだと思います。